李下に冠を正さず

先月、中大横浜山手中学で入試不正事件の報道がありました。以下、毎日新聞からの抜粋です。

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 入試は2月1~3日、1日ごとに合否が出る方式で実施。大学側の説明によると、初日試験でこの受験生は点数が合格ラインを下回り、同日夜、久野理事長から連絡を受けた田中校長は、「点数が足りず不合格だった」と説明した。
 2回目の試験のあった翌2日午前にも理事長から「今日も試験を受けるそうだ」との趣旨の電話が校長にあった。受験生はこの日も合格ラインに達しなかったが、合否判定会議で校長が「どうしても理由があって合格させられないか」と提案し、了承された。
 だが、4日後に内部通告を受けた福原学長が田中校長に説明を求め、同中学は2月27日、合格取り消しを決定。3月8日に受験生側に文書で通知したが、受験生側は取り消しを拒否し、現在は和解交渉中という。
 今回の問題を受けて同大の理事会は、久野理事長に給与30%(3カ月)、福原学長に同10%(同)の返納を勧告した。記者会見で田中校長は「理事長から『合格させろ』と言われたわけではない」と釈明。「(大学から)支援を受けている中で、理事長の思いをそんたくし過ぎた」と話した。
 久野理事長は「(知人と)特別な利害関係があったわけではない。あいさつとして校長に伝えただけ」と説明した。
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最近、子どもが中学受験をするというので、このあたりのニュースは、ちょっと敏感に反応してしまうのですが、まったく残念でなりません。何よりも、この久野修慈さんという理事長がいただけません。

記者会見で理事長は、校長への電話は、ただの「あいさつと」言っているけれども、ただの「あいさつ」を2回目の試験時にもするというのは、常軌を逸しています。こんなの、校長に対する「合格させろ」圧力以外、何ものでもないと言わざるを得ません。

李下に冠を正さず!

教育者なら、これくらいの言葉は知っているだろうし、それに相応しい言動をとるべきです。何よりも、子どもたちの範となるべき人間が、こんなことでは困ります。



て・・・あれ?この久野修慈さんって方、よく見たら教育者でも何でもありませんね。ただの財界人じゃないですか。そうだとしたら、大したモラルの意識なんかもなく李下に冠を正しても平気でいられる方なのかもですね。

ウィキに「日本の教育者」って書いてあるけど、これはジョークでしょ

だめですよ。こんな方を理事長なんかにしちゃ・・・

こういう機会に、給与30%返納とかじゃなくて、スッパリ切ることができたら、組織としても、教育機関としても、なかなか立派だと思うんですけどねぇ



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1. すっぱり チョキーン!


いくないっ いくないっ!こーゆーのーーーっ!
絶対いくなーーーっぃ!!!

もぅ、色んな埃がたまってるんだろねぇ
歴史が古いとそれはもう たーいへんそう。

しかし、受験って点数とったもん勝ち。
点数じゃないとこも、みてほしいものだなーと
思うけど、やぱ世の中数字なのだねぇ・・・。

2. Re:すっぱり チョキーン!

>nacoさん

うん、数字だねぇ。
たしかに数字偏重じゃ困るけど、ある意味、それは仕方ないかなとは思うのだよ。

問題は、子どもの手本となるべき人が、不正をしちゃうっていうところかなぁ。とくに子どもと接する教育者には、常に愚直に、堂々と正義を貫いていてほしいと思うのダス
プロフィール

竹内一斉

Author:竹内一斉
鎌倉市在住、イッセイ株式会社代表取締役、二児(一女一男)の父。

新しい時代を創るには、硬軟併せ持った考え方が必要です。比較的硬い方は、別途、ブログ「常識について思うこと」に纏めているので、ここでは軟らかい方に絞って、気軽に書いていきたいと思います。

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